「ヤフオクをおこなう際の手数料がわかりづらい。。」「ヤフオクの主な手数料を把握しておきたい・・」そんなお悩みをお持ちの方向けに、ヤフオクする上で必要な手数料をまとめてみました。
手数料によっては売上金に大きく関わってきますので、ヤフオクで取引する際には事前に把握しておくことをおすすめします。
ヤフオクの手数料はいくら?
落札者(買うとき)と、出品者(売るとき)、それぞれの手数料について見ていきたいと思います。
落札者(買うとき)
基本的に月額使用料が0円(無料)ですので、手数料などがかかることはありません。
(落札時に配送方法によっては配送料を負担するケースもあります)
出品者(売るとき)
出品者の場合、月額使用料は0円(無料)ですが、以下の表のように内容によっては手数料が発生します。
月額使用料 | 0円 | ||
出品システム利用料 | 0円「※」 | ||
出品取消システム利用料 | 550円(税込)/出品 | ||
落札システム利用料 | プレミアム会員以外 | 落札価格の10.0%(税込) | |
プレミアム会員 | 落札価格の8.8%(税込)「※」 |
「※」特定のカテゴリに出品する場合は、利用料金が異なります。
上記のように、基本的に落札時にはかならず手数料が発生する形になっています。
特定のカテゴリは利用料金が異なる
以下のようなカテゴリは、通常の利用料と異なるため注意が必要です。
また、出品する際には次のセクションでお話している、Yahoo!プレミアム会員の登録が必要となります。
カテゴリ | 出品システム利用料 | 落札システム利用料 | 出品取消システム利用料 |
自動車、オートバイ > 中古車・新車 | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) |
自動車、オートバイ > トラック、ダンプ、建設機械 > 車体 | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) |
自動車、オートバイ > バス > 車体 | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) |
自動車、オートバイ > キャンピングカー(車体) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) |
自動車、オートバイ > 部品取り車 | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) | 3,080円(税込) |
スポーツ、レジャー > 船、ボート > 船体 > セーリングボート | ー | 3,080円(税込) | 550円(税込) |
スポーツ、レジャー > 船、ボート > 船体 > バスフィッシング用ボート | ー | 3,080円(税込) | 550円(税込) |
スポーツ、レジャー > 船、ボート > 船体 > モーターボート | ー | 3,080円(税込) | 550円(税込) |
自動車、オートバイ > オートバイ > オートバイ車体 | ー | 1,980円(税込) | 550円(税込) |
スポーツ、レジャー > 船、ボート > 船体 > 水上オートバイ | ー | 1,980円(税込) | 550円(税込) |
上表のように「車、オートバイ、船」などの出品を予定している場合、通常よりも高い利用料金となるため、事前に確認しておくと安心です。
出品数が多い場合は「プレミアム会員」がお得
前述で手数料についてお話しましたが、毎月たくさんの商品を出品する場合は、Yahoo!プレミアム会員に登録したほうがお得です。
ちなみにYahoo!プレミアムは、有料サービスとなっており月額508円(税込)かかります。
また、プレミアム会員に登録するメリットとしては、落札システム利用料の割引に加え、複数の配送方法を選択肢に設定できたり、自動延長、自動再出品の設定、商品説明のHTMLタグ入力などができます。
一方で、非会員の場合はこれらの機能は使用できないため、必要に応じてプレミアム会員を検討する必要があるでしょう。
売上金を受け取る際の手数料
ヤフオクでの売上金を受け取る際には、「PayPayへのチャージ」か「口座振込」のどちらかを選びます。
手数料を無料にしたい場合は、PayPayのチャージ、もしくはジャパンネット銀行口座であれば手数料はかかりません。
(その他の口座への振込は、1回100円の振込手数料がかかります)
PayPayへのチャージ | 無料 |
ジャパンネット銀行口座 | 無料 |
その他口座 | 1回100円 |
口座振込を予定している場合は、ジャパンネット銀行口座を事前に準備しておくと良いでしょう。
ちなみに、売上金は自動で振り込まれるわけではありませんので、振込依頼をする場合は「売上金管理画面」からおこなうことができます。
その他・利用料金について
ここまで基本的にかかる利用料のお話をしてきましたが、ここからはサービスの利用に応じてかかる料金をピックアップしご紹介します。
配送サービス利用料
ここでいう配送サービス利用料とは、ヤマト運輸と日本郵便が提供する配送方法「おてがる配送」を利用した場合にかかる料金を指します。
例えば、おてがる配送(日本郵便)では、以下のような配送方法があります。
- ゆうパケット
- ゆうパケットポスト
- ゆうパック
など。
地域やサイズによって料金は異なりますが、通常よりもお得な料金になる場合もありますので、必要に応じて検討してみましょう。
注目のオークション(オプション)
注目のオークションとは、各カテゴリのオークション一覧ページの上部にある「注目のオークション」エリアに掲載できるオプションサービスです。
(ヤフオク!アプリではオークション一覧ページの上部に表示)
以下は、ヤフオク!アプリから見たサンプル画像です。
商品一覧の上部に「注目度No.1~3」というような形で表示されているかと思いますが、このエリアが注目のオークションを使用した場合となります。
このオプションサービスを使用することで、露出度がアップしユーザーに入札される可能性が高まります。
利用料については、「1日あたりの設定金額✕オークションの残り日数」で算出され、1日あたり22円(税込)から1円単位で自由に設定することができます。
あなたへのおすすめコレクション(オプション)
あなたへのおすすめコレクションとは、マイ・オークション(ウォッチリスト)などに表示されている商品の関連商品を掲載するコーナーです。
出品者が「あなたへのおすすめコレクション」のオプションを設定している商品から、関連性の高いものが自動的に表示されます。
例えば、以下はヤフオク!PC画面から見たサンプル画像です。
ウォッチリストのページとなりますが、下部に「あなたへのおすすめコレクション」というエリアが表示されているのがわかります。
「あなたへのおすすめコレクション」オプションの設定自体は無料で行うことが可能です。
入札された商品が落札されると、設定率に応じた金額がオプション利用料としてかかる仕組みになっています。(落札単位で取引ごとの落札額、落札個数に対し計算)
ちなみに、落札されなかった場合や「あなたへのおすすめコレクション」を経由せずに入札がおこなわれた場合、利用料はかかりません。
まとめ
ヤフオクでかかる主な手数料について解説いたしました。
基本的には、必ずかかる手数料としては「落札システム利用料」が挙げられますが、本記事内でもお話させていただいた通り、特定のカテゴリに出品する場合は利用料が異なるため注意が必要です。