香取慎吾さん、小嶋陽菜さんのテレビCMで話題になった「BASE(ベイス)」。
無料で簡単にネットショップが開店できるということで、気になっている人も多いと思います。
「わたしでも簡単にBASEでネットショップが開業できますか?」「初心者には難しいんじゃないの?」
そんな疑問をお持ちの方に、BASEショップの作り方の流れや集客方法について解説しています。
BASEとは?
BASE(ベイス)は、ネットショップを無料で始められるサービスです。
そのため、費用をあまりかけられない「初心者の人やこれからネットショップを始めたい!」方に向いています。
1番のメリットは、無料で使えるというところですね。
もともと無料のサービスの中では、有名どころのBASEさん。
約100万店舗が利用されており、ショッピングアプリ「BASE」は約700万ダウンロードされています。(2020/07時点)
CMで香取慎吾さんなど芸能人を起用されたことで、今まで以上にBASEブームが予想されます。
BASE・ネットショップ作り方
BASEでサンプルショップを作成してみました。
今回はその流れや作り方をご紹介します。
※閲覧いただく環境やタイミング等によっては、情報が異なる場合がございます。ご了承ください。
まずは、BASEの公式サイトにアクセスしましょう。
無料登録しよう
初めに、メールアドレスとパスワード、そしてショップのURLを決めて無料登録をおこないます。
ショップURLは、自店が伝わりやすいものが良いですね。
誓約書を確認して、同意をします。
BASEショップ公開までの5つのステップ
あっという間に、ネットショップ開設できました。
次に、ショップを公開するまでの5つのステップをおこないます。
- アカウントメール認証
- 特定商取引法に基づく表記の入力
- 決済方法の設定
- 商品登録
- ショップ公開設定
1、アカウントメール認証
登録したメールアドレス宛に、BASEからメールが届いているはずなので、確認しメールアドレス認証を完了させましょう。
2、特定商取引法に基づく表記の入力
次に、特定商取引法に基づく表記の登録をおこないます。
電話番号も必須になります。
ただ、ショップに反映される電話番号は「画像化」されるようなので、電話番号で検索されるといった可能性は低そうですね。
このあたりはBASEさんの優しさを感じました。
ネットショップ・特定商取引法の本名や住所、電話番号は必須なの?
3、決済方法の設定
BASEかんたん決済の利用申請をおこないます。
「BASEかんたん決済」とは、主に以下の5種類の決済を総称したものを表しています。
- クレジットカード決済
- コンビニ(Pay-easy)決済
- 銀行振込決済
- 後払い決済
- キャリア決済
ちなみに、手数料はかかります。
1回のご注文の総合計(送料含む)に対して、3.6%+40円の決済手数料です。
更にサービス利用料として、注文合計金額のうちの3%がかかります。
4、商品登録
次に商品登録をおこないます。
ここではテスト商品として仮登録しています。
在庫数の種類も追加することができます。
画像もドラッグアンドドロップでおこなえます。
推奨サイズが書かれているように、登録する際は可能な限り正方形の写真画像を設定するようにしましょう。
画像枚数が20枚まで設定できるのは嬉しいですね。
5、ショップ公開設定
後は、ショップ公開をして完了です。
おつかれさまでした。
私はいくつかの「ネットショップ開業サービス」を経験していますが、その中でもBASEはショップ公開までの工程がシンプルで、簡単に進めることができました。
初めてネットショップをオープンされる初心者の方にもおすすめのサービスだと思います。
BASE・デザイン変更について
デザインのメニューから、デザイン(テーマ)を変更することも可能です。
いくつかあるので、あなたの好みのテーマに変更しましょう。
デザインにこだわりたい人は、有料のテーマも販売されているのでそちらもチェックしてみてください。
デザイン部分に関して詳しく知りたい方は「BASEを使ったネットショップデザインはこうやって作ろう!」をご参考にしてみてください。
BASE・HTML編集でオリジナルデザイン
BASEでは、沢山のAppsが存在しています。
Appsとは、簡単にいうと拡張機能みたいなものです。
無料で使えるものも多く、その中でHTML編集があります。
こちらのAppsをインストールすることで、ネットショップのデザインやレイアウトを自由に変更することができます。
変更する場合は、HTMLやCSS、javascriptのスキルが必要です。
BASEの集客方法について
ネットショップを開業しても集客できなければ意味がありません。
「BASE自体が無料サービス」ですから、集客のために多くの費用(有料広告等)をかけられる人は少ないかもしれません。
そこで気になるのがSEO対策です。
BASE Apps SEO設定
BASEでは、SEO設定のAppsが存在します。
このApssをインストールすると、ショップや商品に関する「キーワード(keywords)」「説明文(description)」などが設定できます。
「タイトル(title)」については、ショップ名や商品名などがそのまま反映されるようです。
下図はショップ設定(ショップ情報)の画面です。
こちらのページから、ショップ名(タイトル(title))を設定できます。
ちなみに、ショップの説明欄に入力していても、SEO設定でトップページのページ説明を入れていると「SEO設定が優先」されます。
上記の設定は、SEO対策の基本となりますが、しっかり設定しておくことで集客アップできる可能性があります。
BASEショッピングアプリからの集客
出典:BASE(ベイス)
冒頭でお話しましたが、BASEにはショッピングアプリがあります。
700万人以上が利用されているアプリです。
BASEでショップを作成して登録した商品は、このショッピングアプリ上に自動的に表示される仕組みとなっています。
ユーザーは、気になるショップをフォローしたり、商品をお気に入りできます。
すぐに購入するまでに至らないユーザーにとって、この機能はとても有効的だと思いますし、ユーザー自らがフォローしたお店の情報は届きやすいのでショップ側からしても利点といえます。
BASEライブ
※残念ながら「BASEライブ」は2020年3月31日をもってサービス提供が終了しました。
ショッピングアプリBASEには、ライブ機能も搭載されています。
写真や文章だけでは伝わりづらい部分も、ライブなら伝わりやすくなります。
1番のメリットは、購入者とショップとの間でコミュニケーションが取れ「信頼性アップ」に繋がるところです。
ライブ中は、購入者からのコメントなども確認できるので、会話をしながら商品を紹介したり、商品ができる過程などの魅力を伝えることもできます。
ショッピングメディア「BASE Mag.」で発信
BASEでは、「BASE Mag.」というショッピングメディアを運営しています。
このメディアに掲載することで、集客アップに繋がります。
ただ、掲載されるには審査があり、必ず掲載されるというわけではないようです。
以下が掲載の流れとなります。
- AppsでBlogをインストール
- ブログを作成し公開
- 記事作成時に「Mag記事作成」を選択し執筆(掲載申請)
ブログ開設時の1記事目から掲載申請は難しそうなので、ある程度自身のブログを育ててからのほうが現実的かもしれませんね。
最後に
今回は、香取慎吾くんがCMに起用されている「BASE」についてのご紹介をさせていただきました。
BASEを使ってみるとわかりますが、ショッピングモールで有名どころの「楽天市場」などとは全く違う土俵な気がします。
比較的、クリエイターさん向けのネットショップ開業サービスな雰囲気もしますし、BASE内のショップを見るとわかりますが写真のクオリティが高いです。
そういった意味では、BASEでライバルと戦うには、写真のクオリティは重要視する必要があるかもしれません。
今後は、ファッション・雑貨・ハンドメイドなどだけでなく、香取くんのCMでもやっていましたが漁師さんや農家さんなどの活躍の場としても盛り上がることを期待しています。