BASEで売れない時の対策!ネットショップの集客率・転換率UP方法について

BASEで売れない時の対策!ネットショップの集客率・転換率UP方法について
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「BASEで売り上げを出すにはどうしたらよいのか?」
「BASEを利用してみたいけど売れるのかが不安」

無料で簡単にネットショップが始められる「BASE(ベイス)」ですが、オープンしたもののなかなか商品が売れない、オープンしたいけど不安だと悩んでいませんか?

本記事ではそんなお悩みを持った方に向けて、BASEで売れるショップにするための方法についてお話しています。

そんな難しい内容ではなく、ちょっと意識するだけで変わる方法もあるので、参考にしてみてください。

まずは、「売れない」と感じて対策をおこなう際に、ベースとなる考え方についてお伝えしていきます。

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売れないときに考える「集客数」と「転換率」

BASEで商品が全く売れない場合の主な理由は以下の通りです。

  • 集客数が少ない
  • 転換率が低い

集客数とは?

集客数は、ネットショップに訪れた人の数(アクセス数)です。

当然、沢山の人が集まれば、それだけ商品を見てくれる人が多いということなので、売れる確率が高くなります。

逆に、ショップに人がほとんど集まらない場合は、その少ない人数にどのようにアプローチをかけていくかが重要です。

転換率(CVR)とは?

転換率とは、集客数に対して商品が売れた確率を指します。
CVR(コンバージョンレート)、成約率ともいわれます。

計算式は以下の通り。

転換率(%)=注文件数÷アクセス数×100

例えば、100人がネットショップに訪れて1人が購入した場合「転換率は1%」になります。

集客数が少なかったとしても、転換率が高ければモチベーションも上がりますし、今後の運営に大きな影響を与えます。

BASEで「売れる」ショップにするための方法

「集客数」と「転換率」、それぞれの数字を上げることで売上が伸びていきます。

次に、この2つの大きな軸をベースに考えて、売れるためにはどのような対策をすればよいのかを具体的に説明していきたいと思います。

集客率を上げる

まずは集客率を上げる方法、つまり自分のお店に来てくれる人を増やす方法からお伝えします。

以前は「BASEライブ」という、ライブ配信できるサービスもありましたが、現在は終了してしまいました。

活用していた方には残念ですが、違う集客方法を試せるチャンスと前向きに捉えて、色々試してみましょう。

BASEで「集客率」を上げる方法は、主に以下の6つです。

  1. BASE Apps SEO設定
  2. BASEショッピングアプリ
  3. BASE Mag.
  4. SNS
  5. WordPress(ワードプレス)/ブログ
  6. 有料広告

1~3の内容については、別ページ「BASEのネットショップの作り方と集客方法とは?」で解説しているのでご参照ください。

本記事では、「4」以降の内容について説明していきます。

SNSを活用し、ファンを増やす

以下のBASEのオーナーを対象としたアンケートを見ても分かりますが、9割以上のショップが情報発信のためSNSを活用されています。

BASEネットショップの9割以上がSNSを活用している

出典:「BASE」が初のオーナーズ調査を実施 – 個人・法人を問わずブランドを立ち上げる時代の流れが顕著に-

 

ショップの7割以上がオリジナル商品を販売されているBASEのオーナーにとって、

  • 自分のオリジナル商品を知ってもらう
  • ファンになってもらう
  • 世界観を伝える

このような内容を伝えるためには、SNSでの情報発信が必須ともいえます。

また、BASEでは「Instagram販売 App」という拡張機能も無料で利用することができます。
Instagramで販売を始めよう!「Instagram販売 App」の使い方を徹底解説

Instagramを普段から利用されている方は見たことがあるかもしれませんが、Instagramで投稿された写真に対して、商品のタグ付けをおこない、お客様にクリックしてもらうことでスムーズにBASEの商品販売ページに誘導することの出来るサービスです。

Instagramショッピング

出典:business.instagram.com

押し売りではなく、あくまで世界観を写真で伝えながらBASEに誘導できるので、「宣伝が苦手」といったショップであれば、取り入れることをおすすめします。

「Instagramのフォロワーはそこそこいるけど、上手くショップに誘導できない」という方も活用することで、売上アップを期待できるのではと思います。

かといって、どのようなショップでもInstagramでの活用がいいかといったらそうゆうわけでなく、ユーザー層や各SNSの使われ方などを理解した上で優先順位を付ける必要があります。

SNSのユーザー層や運営のポイントについては、以下のページでお話しています。

関連ネットショップ・SNSで集客する際に押さえておきたい活用方法

WordPress(ワードプレス)でブログの価値を高める

BASEではブログを簡単に始められるサービスが用意されていますが、あくまでBASEのサービス内での使用となるため、BASEを退会した場合、せっかく作ったブログも意味が薄れてしまいます。

移行などができたとしても、初心者の方では難しいのが現状です。

そのようなリスクを考えた場合、もし退会した後もブログの価値を保持したいのであれば、自分でブログ(メディア)を持っておくと安心です。

WordPress(ワードプレス)ブログを活用する

自分のショップについて、商品について、スタッフについてなど記事を書いて、そこからBASEのショップへ誘導するような流れになります。

もしブログを作られるなら、一般的に使われている「WordPress(ワードプレス)」というブログサービスがおすすめです。当ブログでも利用しています。

利用している人が多いので、何かエラーになったときも検索すると解決策が見つかることも多く、比較的運営しやすいサービスです。

また、Wordpressで作成したブログは、他社のサービス等で提供しているブログと比較した場合に、カスタマイズがしやすく自由度が高いというメリットがあります。

WordPress(ワードプレス)ブログで検索結果からの集客を狙う

一般的にBASEの商品ページなどはGoogle検索結果の上位に表示されづらいと言われています。

そんな時に、WordPressでブログを書いておくと、特定の検索キーワード(検索する際に入力する言葉のこと)で上位に表示されたりするので、SNSとは別の入り口を作ることができます。

つまり、「集客の入り口を増やすことができる」ということになります。

すぐに集客したいのなら「有料広告」を活用

ここでいう有料広告というのは、GoogleやYahoo!などのリスティング広告です。

検索連動型広告とも呼ばれたりしますが、GoogleやYahoo!などの検索画面で検索した際に、入力されたキーワードに応じて表示される広告をいいます。

ユーザーが探しているものに対してアプローチできるので、ユーザーもクリックしてくれる可能性が高く、集客率を高めることができます。

ネットショップを始めたばかりだと、お店に訪れるお客さんはほとんどいない状態です。
すぐに集客をしたいのであれば、有料広告は有効な方法です。

ただし、ショップにあったキーワードで広告を出せても、商品ページやショップがちゃんとお客様を受け入れる状態でないと購入には繋がりませんので、その点は注意しておきましょう。

転換率(CVR)を上げる

ここからは転換率(CVR)を上げる方法についてお伝えしていきます。

集客をしてお客さんがたくさん来てくれても、購入してもらえないと売上は伸びていきません。

集客については熱心に対策しているけど、お店の転換率を上げる対策がされておらず閉店してしまったショップを見たこともあります。

せっかくショップに来てくれたお客様に気持ちよく購入してもらえるように、次のような方法を試してみましょう。

BASEで運営している他のショップを研究する

BASEでは実際に運営されているショップの中から、100を超える数のショップを事例として紹介しています。

BASEはショップ事例が豊富で参考になる

ジャンル別、地域別、法人・個人など細かく絞りながら見ることができるので、自分に合ったショップを見ることが出来ます。

こうして見ると分かるのは、様々なジャンルのショップがBASEで活用されているということ。

自分の販売している商品のカテゴリだけじゃなく、他のカテゴリの事例も参考にすることで新しい発見もあるかもしれません。

ショップ事例 | BASE (ベイス)

ただ、ここで注意しておきたいのが、売れているショップをそのままマネをしても、売れるショップに出来るわけではありません

すでに売れているショップは、運営歴、知名度、信頼度、リピーターなど、様々な要因から戦略的に現在のネットショップに至ります。

売れているお店や素敵なデザインのショップを参考にすることは問題ありませんが、あくまで良いところを取り入れて、自分なりのオリジナリティも出していくことが大切です。

ファンじゃない人が見ても分かりやすいショップを意識する

これは既にある程度ファンが付いているショップでやりがちな例ですが、ファンにしか分からないよう、誰が売っているショップなのか分からないと、新しいお客様が来てくれた時にショップでの購入をためらってしまいます。

この問題を解決するには、BASE管理画面の「ショップの設定」から設定できる「ショップの説明」という項目を活用してみましょう。

こちらに入力した内容は、Aboutとしてショップに表示されます。

  • 自分たちはどんなことをしているのか
  • どのような想いで商品を販売しているのか
  • どのように使って・食べてほしいのか

など、伝えたいことは沢山あるはず。

その思いを文章にして、初めて来てくれたお客様に共有することで安心して購入してもらいましょう。

すでにSNSを活用している場合は、「ショップの説明」を設定するページの下部にSNSアカウントを入力できる項目もあるので、忘れず設定しておきます。

商品画像の質を上げる

ショップ事例を見た方は気づいているかもしれませんが、どのショップも商品画像の写真にこだわった、きれいな写真が並べてあります。

また、BASEでは1商品につき20枚まで商品画像を登録することができます。
これはお客様に20回商品をアピールできることになります。

BASEが分析したところ、売れているショップでは1商品につき5枚以上の画像を登録していることが分かったそうです。

お客様の知りたいことが伝えられるよう、出来る限り多くの写真を掲載してみましょう。

たくさん掲載してもお客様にうっとうしがられるのでは?と思う方もいますが、購入を検討しているお客様が途中で見るのをやめることは、あまりありません。

商品画像はたくさん掲載する

購入を決めかねているお客様の背中を押してあげるためにも、まずは画像で商品の特徴や質の良さを十分に伝えてあげましょう。

どのような画像を用意したら良いのかは以下のページで詳しくお話しています。

関連売上を伸ばす!ネットショップの商品画像の作り方と著作権について

商品説明は細かく記載する

さきほど商品画像をこだわることについてお話しましたが、同じくらい重要なのが商品説明です。

商品画像だけでは伝えられない機能性や質感などのディティールについては、文章で伝える必要があります。

情報の記載漏れに注意!「確認できない」が購入率低下の原因に。」でもお伝えしましたが、購入しようとしている商品の疑問点を感じても、わざわざ問い合わせをするお客様は少ないです。

特別自分のショップのファン等でない場合は、返事を待っている間に、他のショップで購入してしまうかもしれません。

また、問い合わせを受けるのはショップ側も時間と手間が必要になってくるので、大変ですがはじめから詳しく書いておくことが重要です。

レビューを集めて信頼性を担保する

みなさんも楽天市場やAmazonで購入することがあるかと思いますが、その際にレビューを確認しますか?

総務省(平成28年版 情報通信白書)が20~60代の方を対象に行った調査によると、約7割の人達がレビューをある程度参考にしていることがわかっています。

ネットショップ レビューをどの程度参考にするか

出典:平成28年版 情報通信白書

レビューがあることで信頼性も高まり、また人気のあるショップだと感じてもらいやすくなります。

BASEでも「レビューApp」という拡張機能を利用することで、レビュー機能を使うことができます。

頂いたレビューに対して削除や編集をすることはできませんが、返信することができるので、時間を割いて投稿してくれた購入者に対し、真摯な対応をすることを心がけましょう。

レビューの集め方については以下の記事が参考になるかと思います。

関連ネットショップ・レビュー(お客様の声)の集め方と効果的な見せ方とは?

より訴求したい場合はBASEの有料テンプレートも検討する

さきほどレビューを集めて信頼性を上げる方法をお伝えしましたが、ショップに訪れてくれたお客様にとって、ショップの第一印象とは「デザイン」になると思います。

あるお客様によってはショップに好印象をもってもらえて、安心して購入してもらえるための重要な要素になるかもしれません。

BASEでは「デザインマーケット」として、有料のテンプレートを販売しています。

BASE DESIGN MARKET

価格は5,000円~10,000円程度の買い切りタイプと比較的安価なのも、活用しやすいポイントです。

テンプレートはプレビューで、自分のショップに当てはめたデザインを確認することもできるので、購入する前には各テンプレートの機能やデザインを確認しておきましょう。

有料テンプレートを含めたBASEのデザイン設定については以下のページで紹介しています。

関連BASEを使ったネットショップデザインはこうやって作ろう!

さいごに

「集客率」と「転換率」の2つの考え方をベースに、BASEで売れない時におこないたい対策についてお話しました。

すべてを一度に始めるのは大変なので、自分のショップで取り入れられそうなもの、優先度が高いものを精査して、取り組まれると良いかと思います。

また、上記でお話した方法のすべてを試しているけど売上が出ないという場合は、商品自体BASEとの相性が良くない可能性も考えられます。

その場合は、楽天市場Yahoo!などのショッピングモールを検討してもよいかもしれません。

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